こんにちは!今週は風が強い時もありましたが晴れの日が続き、過ごしやすいですね。今日も感染対策や水分補給をして元気にお過ごしください。
夏の定番「レース」。
先日は本店1階・本店2階と続けてレース生地についてご紹介させて頂きました。今回はレースの特徴第3回目は3階からになります!
レースは生地だけでなく装飾にも沢山使われていまして、衣類のデコやアクセサリー、小物の装飾などにも使いやすいのです。
カナリヤ本店3階では細巾レースが豊富に揃っています☆
今回は本店3階より、レースの歴史と取り扱いのレースについてご紹介致します。
~3階編~
レースの歴史は本店2階のレース生地にも少し説明させて頂きましたが、そもそもいつ頃からレースが使われていたのか、レース全体の歴史を振り返ってみましょう。
<レースの歴史>
紀元前の狩猟時代から中世の手工芸時代には王候貴族のもので、庶民がレースを扱うことを禁じた時代もあり織物は「王様」の名にふさわしいものでした。
14世紀末から16世紀初めにかけて自地白糸刺繍は様々に発展し麻地に刺繍したレース地はより透けるものが求められ、本当のレースが生まれたのは1540年頃と言われています。
その後、18世紀に始まった産業革命を契機にレースの機械化が進み、我が国の機械レース工業は、大正時代末期に始まり着物の時代から洋装の時代となりレースの需要が高まりました。
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こうしてみますとレースは、織物の中でも王様的存在で紀元前では気軽に手に入る時代でなかったことが窺えます。そこからヨーロッパで進化を遂げながら16世紀中盤から装飾品として用いられたと言われています。18世紀ごろは産業革命と共に手工レースが衰退したのですが、同時に機械レースが発達して現在は誰もが日常的に身に着けることができるようになっているので、現代を生きる私達はレースを身近に感じられて、身に着けたい時に身に着けられる幸せな時代を歩んでいるのです(^^)
レース1つとっても歴史があるので映画などでイメージを見てみると良いかもしれませんね。いつの時代でもレースは特別なアイテムで華やかにしてくれるので、種類を知ってお気に入りの模様を探してみるのもおすすめです♪
<取り扱い中の細巾レース>
本店3階で取り扱い中のレース生地は大きく分けて6種類!
細巾レースより
●ケミカルレース
●チュールレース
●綿レース
●ストレッチレース
●ラッセルレース
●トーションレース
では順番にレースの特徴をお知らせ致します。
【ケミカルレース】
ケミカルレースとは・・・
化学処理によって作られるレースで、基布が見えず刺しゅう糸だけで模様が構成されているのが特徴です。他のレースとは違い、一つずつカットして使うことができます。
■ケミカルレース
約7mm~15cm
1m/308円~
【チュールレース】
チュールレースとは・・・
チュール(ネット)地に刺しゅうをしたレースのことで、刺しゅうの丁寧さや刺しゅう糸を多く使用しているほとんどのものは国産で海外製とは美しさが違います。
生地と広幅のレースと重ねておしゃれなマスクを作ることもできます。※見本あり
■チュールレース
約1.5cm~15cm
1m/176円~
【綿レース】
綿レースとは・・・
綿生地に刺しゅうをしたレースの事で、綿は吸水性・染色性・耐熱性があるのが特徴です。
■綿レース
綿100% 約2cm~8cm
1m/385円~
【ストレッチレース】
ストレッチレースとは・・・
普通の編み糸と弾力性のあるポリウレタン糸を交ぜ編みして編み地に強い伸縮性を持たせたレースです。
■ストレッチレース
約1.2cm~15cm
1m/143円~
【ラッセルレース】
ラッセルレースとは・・・
ラッセルレースは径編機の一種で柄模様は編み目組織から出来ています。薄く平らな仕上がりが特徴です。
■ラッセルレース
約3cm~15cm
1m/220円~
【トーションレース】
トーションレースとは・・・
古くから手芸のレースが機械化されたもので組紐の原理で糸を合わせて作られているレースです。
■トーションレース
約6mm~5cm
1m/242円~
以上、本店3階のレースは細巾のレースが豊富なので、レースを使ったアクセサリーやコサージュ、バッグやペンケース、ポーチやラッピング等の装飾に使えるアイテムをお探しの方にぴったりのフロアです♪
レースを扱うのが苦手な方やレース生地を使った事がない方は、細巾レースから何か作ってみてはいかがでしょうか!?手持ちのアイテムにプラスしてオリジナリティーを出したい方にもおすすめです!
詳しくは本店3階までお問い合わせください。
本店3階 tel:0112516293