こんにちは！ここ最近暖かい日が続き程よく風も感じるのでお散歩日和ですね。換気をしながら涼しくお過ごしください。

夏の定番生地「レース」。
先日は本店１階の綿レース等についてご紹介させて頂きましたが、まだまだレース生地は１階だけではございませんっ！レースの特徴第２回目は２階からのご案内です。

カナリヤ本店２階では更にドレッシーなものから普段使いにもぴったりなもの、インテリアに使えるレース等種類豊富！更に素材は綿だけでなくポリエステルが追加され、繊細なデザインが揃っているのです☆

今回は本店２階で取り扱いのレース生地をご紹介致します。

～２階編～

まずは本店２階で取り扱い中のレース生地は大別して６種類！
●収縮レース
●カーテンレース
●カフェカーテン
●ラッセルレース
●ケミカルレース
●チュールレース

では順番に特徴をお知らせ致します。

【収縮レース】

収縮レースとは・・・

収縮性をもたせる刺しゅうをしていて独特のシワ感、横方向の多少の伸びがあります。

■収縮レース
①１ｍ/２,４８０円　綿１００％　８０ｃｍ巾
②１ｍ/２,９８０円　綿１００％　１１０ｃｍ巾
おすすめ手作りアイテム：ワンピース・ブラウスなど

【カーテンレース】

カーテンレースとは・・・

大きく分けて薄地の日光を取り込みやすいボイルレース・外から家の中をのぞきにくくするミラーレースがございます。

■カーテンレース
１ｍ/９９０円～　ポリエステル１００％　１５０ｃｍ巾
おすすめ手作りアイテム：カーテン・のれん等

【カフェカーテン】

カフェカーテンとは・・・

棒を通す穴がついていて切り口もほつれにくいのでそのままでもつっぱり棒があればすぐに使えます。台所や日差し取り用の小窓によく使われています。

■カフェカーテン
１ｍ/５９０円～　綿１００％・ポリエステル１００％どちらも有り　３０ｃｍ巾～
おすすめ手作りアイテム：カーテン・のれん・テーブルセンター

【ラッセルレース】

ラッセルレースとは・・・

ラッセルレース編み機を使って作る編みながら柄を出し薄く平らに作るのが特徴のレースです。

■ラッセルレース
１ｍ/７７０円～　ポリエステル１００％　１１０ｃｍ巾
おすすめ手作りアイテム：衣装・ドールドレス・カーテン

【ケミカルレース】

ケミカルレースとは・・・

お湯で溶ける水溶性の糸で織られた生地に刺しゅうを施し、糸を溶かして作られるレースをいいます。

■ケミカルレース
１ｍ/４,９００円～　ポリエステル１００％　１０５ｃｍ巾
おすすめ手作りアイテム：衣装・小物洋服のワンポイント等
防カビ・虫よけ・抗菌・抗ウイルス・UVカットにも！

【チュールレース】

チュールレースとは・・・

チュール（六角形の網目の薄い生地）の網目をすくって刺しゅうしたものです。ウエディング用品によく使われます。

■チュールレース
１ｍ/１,９８０円～　ポリエステル１００％　８５ｃｍ巾
おすすめ手作りアイテム：衣装・ウエディング用品等

こうしてみると、本店２階のレースはファッションはもちろん、インテリアやウエディング用品など特殊なレースが揃っているのが分かるかと思います。

ここでブライダルに使われるウエディングドレスの歴史をお伝えします！

ウエディングドレスのルーツ

最初にウエディングドレスを着たのはヴィクトリア女王と言われていて３６人のレース職人さんが一年半かけて作り上げた逸品だそうです。
女王は即位６０周年にもこの美しいレースとヴェールを身に纏いました。それまでカラードレスが主流だった花嫁衣装に白を用いる伝統が生まれたのは、ヴィクトリア女王のウエディングドレスがきっかけと言われています。

１８世紀にはじまった産業革命で機械化が進み、複雑な模様のレースも安く大量に作れるようになり一国の経済を左右するほど高価だったレースという存在が一般市民にも流通し始めました。

１８１３年にはジョン・リバーによって今日のレースの原型となっているリバーレース機が誕生。２０年後にはエンブロイダリー機も発明されています。

何と、ヴィクトリア女王がきっかけで純白ドレス＝花嫁の代表という事で、しっかりレースが使われている事がわかります。
それでは、インテリアの「レースカーテン」についてはどうでしょう。

レースカーテンが初めて使われたのはいつ？

古代エジプト時代に動物の皮を吊るしたのが起源だと言われています。光の遮断・空気の遮ることは当時から行っていたそうです。
その後、中世ヨーロッパで天蓋付きベッドを布で覆っていたのから始まり次に窓の装飾へとなり、日本で定着したのは昭和３０年頃でそこから様々な機能性カーテンが増えていきます。

古代エジプト＝紀元前３０００年頃なので歴史を感じますね！古代から安眠の為に必要不可欠なアイテムと言えます。天蓋ベッドはお姫様が眠るイメージでしたが、レースカーテンはもともとホコリよけや寒さや風を防いでくれる機能があり、空間を確保するものとして使われていたそうです。
現代ではそうした歴史をベースに日射しをカットしてくれるのでお気にいりのレースカーテンを探してみるのも楽しいですよ！

では、最後にレースカーテンの豆知識や今後の予測を本店２階から感じたことを少しだけご紹介！

レースカーテンの豆知識・今後の予測

外から覗かれにくい以外にも、実はレースカーテン生地はこのほかにも年々機能が増えています！紫外線カット・花粉キャッチ・保温・遮熱などの機能カーテンがあり、既製品との差別化のために付加価値のついたものが増えています！
また、最近テレビでよく目にする＜SDGs＞。＊SDGs＝ Sustainable Development Goals （持続可能な開発目標）。
ペットボトルの再生繊維や破棄される玉ねぎの成分と植物の成分で染色したものなどリサイクル意識・省エネ効果の高いものの開発がインテリア業界で進んでいて、これからも増えてくると思っております。

レース生地はいつの時代にもファッションやインテリアに欠かせない存在。年々悩ましい紫外線や花粉の時期でも人やお部屋を守ってくれるレースカーテンがあれば安心ですよね。
また今年に入り、よりサスティナブルな動きが活発になってきました。昨年からエコバッグの使用が増えて環境に配慮した行動をとられている方が多いと思います。
小さいことでも１人１人の取り組みが地球を守ることにつながると思うので、生地選びからこだわってみるのも良いかもしれません。

２階では本店の中でも種類が豊富で見ごたえのあるものばかり取り揃えております！
お洋服、小物各種、ウエディング、イベント、インテリアなど、様々なシーンにお使い頂けるレース生地が集結しているのでハンドメイドで凝ったアイテムを作ってみてはいかがでしょうか。

詳しくは本店２階までお問い合わせください。

本店２階　tel:0112516275